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Our work in Africa

Humane World for Animals tackles the root causes of animal cruelty and suffering to create permanent change. We make change at scale, advocating for policy change at all levels of government and working with companies so that they can be kinder to animals their businesses impact. We work in partnership with communities, bringing diverse expertise to the most complex issues, and doing it all with a compassionate and welcoming approach.  

Our impact

We envision a world without animal cruelty, where humans and animals coexist peacefully. In Africa, we work to promote non-lethal solutions to human-wildlife conflicts, improve the lives of animals raised for food, end the illegal wildlife and captive big cat trade, advocate for a more plant-forward food system, increase access to spay/neuter services and primary veterinary care for companion animals, ending cosmetics animal testing and helping animals in disaster situations.  

70%
female breeding-age elephants

outside Kruger National Park have received an immunocontraceptive vaccine

60+
chimpanzees retired from research

have a permanent home at our sanctuary in Liberia

1,300+
dogs and cats

in South Africa have been sterilized through our Healthy Pets, Healthier Communities initiative

Where we work

Humane World for Animals is a leading force for animal protection across the continent. In South Africa, we have active campaigns to improve conditions for farmed animals, protect wildlife, reduce the use of animals in testing and better protect companion animals. In Liberia, our Second Chance Chimpanzee Refuge provides lifetime care to more than 60 chimpanzees who were used in invasive research for decades. 

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グアテマラの議会が動物福祉法を承認

グアテマラの議会で、国中の動物の境遇を改善できる法令が投票により承認されるという歴史的な決定がなされた。立法機関がこのような法案を提出したのは初めてで、法案は2016 年にヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(Humane Society International, HSI) と地元のパートナー団体が提案したものである。 法案作成時に地元の関係者との協議に参加したHSI ラテンアメリカのグローバル・フィールド・マネージャーのシンシア・デントは次のように述べている。「グアテマラの議会のこの投票は、動物にとって疑いようのない勝利であるだけではなく、国の動物福祉に対するコミットメントを証明するものでもあります。新たな法令のよどみない施行と順守を保証するために、グアテマラ当局と対話を継続し、引き続き密な協働体制を保つ予定です。」 策定当初の法案は、サンカルロス大学、HSI ラテンアメリカ、農牧食糧省、国家保護区委員会及びARCAS (グアテマラ国内の動物保護団体)が共同で実施した取り組みの成果物であった。これに加え、Sillas de Ruedas para tu Mascota GT 、 Asociación de Amigos de los Animales 、 Mascotas Terapeutas 等の地元の動物保護団体と、Corey Quan らが法案策定の際に協力した。昨年開催された、議員や活動家が参加した正式なイベントにおいて、サンカルロス大学の教区牧師であるCarlos Alvarado 博士が、議会議長のMario Taracena に法令を提出した。 主だった条項として、野生動物、実験動物、コンパニオン・アニマルの保護、そして化粧品の動物実験、サーカスにおける動物の使用、見物を含む闘犬の禁止等が挙げられる。またこの法令により、動物福祉に対応するための政府の正式な体制が確立された。HSI は、法令の運用を支援するため、グアテマラ政府と協働し、グアテマラ国内での取り組みを拡大する予定である。 下記の議員が立法に貢献した。 Álvaro Enrique Arzú Escobar 議員: 統一会派党

韓国環境部に対し、現代的な動物実験の代替法を化学物質規制に取り入れるチャンスを逃したと指摘

ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(Humane Society International, HSI) は、ここ最近のK-REACH( 化学物質登録及び評価等に関する法律) の改正や生活化学製品及び殺生物剤安全管理法の制定において、動物実験の代替法の更なる拡大を促進するという政府の意気込みに行動が伴わなかったことを指摘するために、韓国環境部に対して文書を提出した。HSI が提出したこのテクニカルな文書は、K-REACH における代替法採用の不合理な遅れや、無駄な動物実験の重複を防ぐために企業が既存のデータを購入することに対する障壁を浮き彫りにし、動物実験が「最終手段」としてのみ実施されるようにするために韓国においても採用されるべきとHSI が考える、アメリカやヨーロッパの法令の文言のサンプルが含まれる。 HSI 韓国の政策担当のJihwa Seo は、次のように述べている。「環境部は、安全性に関する規制と化学物質や化学物質製品の管理の向上を計画しているにもかかわらず、彼らの規制案は、韓国政府が動物実験を代替し、科学において現代的なアプローチを採用することにあまり関心がないことを示しています。データの共有を積極的に促進し、重複する動物実験の実施を徹底して回避し、法令において国際的に認められている試験方法を採用すれば、何万匹もの動物を救うことができます。韓国政府が、より安全で思いやりのある社会のために効果的かつ戦略的な取り組みを実施すべきときがきていると感じています。」 HSI は、環境部と韓国環境公団と面会し、現在使用できる動物実験の代替法や関連する科学の現況と照らし合わせて、韓国のデータ要件とテストガイドラインが遅れている複数個所を特定する、 詳細な提言書 を提出している。昨年の11 月には、韓国の国会議員が、「規制における代替法」に関して 一般向けのフォーラム を開催し、政府の関係機関や企業が動物福祉と、化学物質・農薬・その他製品における動物実験の回避をより優先するように圧力をかけた。 経緯の概要: • 昨年9 月、政府のヒアリングにおいて、環境部は、「2016 年以来、より多くの代替法の受け入れに向けて努力しているが、あまり積極的に取り組めているとは言えない。食品医薬品安全処や農村振興庁と共に、代替法を用いたアプローチをさらに拡大できるように取り組みたいと思う」と言っていた。 • 昨年、HSI は、腐食性化学物質を含む、31 件もの特性がよく理解されている化学物質について、明確な動物福祉に関する懸念があり既存のデータがあるにもかかわらず、重複する動物実験を行うという内容の韓国環境公団のパイロット研究を明るみに出すことができた。 • さらに最近、環境部は、追加で7,000 件もの既存の物質を含めるためにK-REACH の範囲を拡大することを提案した。この提案は、代替法が認められ、法律のもと代替法の利用が義務付けられ、かつデータの共有の困難さが解消されない限り、動物実験を新たに何千回も実施しなければならないことにつながる可能性がある。 • 2010 年から2013 年の間、HSI は、ヨーロッパの当局や業界と密に協働し、殺生物剤の法令の改正に取り組んだ。この過程は、試験要件における80 件以上もの改正につながり、動物の使用を5 割近く削減することができた。 HSI

中国国家食品薬品監督管理総局(CFDA) が上海自由貿易試験区における輸入一般化粧品の要件を調整

中国国家食品薬品監督管理総局(CFDA) は、上海を通して輸入される一般化粧品について、規制と管理方法を調整することを 公表 した(リンクは中国語のみ)。これは、長年にわたって続く、輸入化粧品すべてに対する動物実験の要件を廃止する機会となりうる。この措置は一時的なものであり、2017 年5 月1 日から2018 年12 月21 日までの期間において施行され、その間、製品を簡略化された手続きのもと輸入することができるようになる。 中国国家食品薬品監督管理総局が現時点までに公表した手続きにおいては、輸入された化粧品に関する動物実験の要件について明確な言及はないが、中国国家食品薬品監督管理総局は、2014 年6 月に、国内で製造された一般化粧品の手続きの簡略化に至ったときと似たような動きを見せており、このときの流れは要件となっていた動物実験の廃止につながった。 #BeCrueltyFree キャンペーンのディレクターのクレア・マンスフィールドは次のように述べている。「中国国家食品薬品監督管理総局のこの変更は、世界各国の化粧品市場と規制の足並みをさらに揃える動きを反映するもので、中国にとって、化粧品の動物実験の要件をさらに緩和する大きなチャンスです。国内で製造される一般化粧品について2014 年に実施されたように、この新たな手続きにおいて市場導入前の動物実験を免除し、この改正を上海浦東以外にも拡大させるよう、中国政府を促したいと思っています。」 2015 年に、中国政府は、9,317 件の新たな一般化粧品の輸入を承認した。各製品に対して、政府の規制に規定された通り、各試験で最低3 羽のウサギを用いる形で、3 種類の動物実験が実施されたと想定すると、この年だけで、中国において、これらの化粧品の輸入のために、市場導入前に83,853 匹もの動物が使われたと推定される。この推定頭数には、国内で製造された特殊用途化粧品と輸入された特殊用途化粧品の試験において使われた動物の数は含まれない。 ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(Humane Society International, HSI) とそのパートナーらは、中国において、評価済みの動物を用いない技術に基づいた国際的に認知されている安全性試験に関する対話の活性化やこれらの方法に対する信頼を深めてもらうための、教材の開発、実践訓練の研修会や、専門的な科学の会議を支援したり、助成したり、過去多くの取り組みを実施した実績を持つ。 問い合わせ: HSI ( 日本): 山﨑佐季子, syamazaki@humaneworld.org ( 日本語・英語対応可)      東さちこ, sazuma@humaneworld.org,070-5569-7689, ( 日本語対応のみ) HSI ( 本部)

カナダの化粧品の動物実験禁止法案、成立に向けて一歩前進

本日、「動物実験しない化粧品法( 法案 S-214, Cruelty Free Cosmetics Act) 」が、圧倒的な支持のもと、元老院の第二読会を通過し、法案を提出したキャロリン・スチュワート・オルセン元老院議員と、法案の提案者であったヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナルカナダ(Humane Society International/Canada, HSI )とAnimal Alliance of Canada の二団体により、この歴史的出来事が歓迎された。法案は、今後さらなる審議のために元老院の社会問題・科学技術委員会に送られる。 スチュワート・オルセン議員は次のように述べている。「これは、カナダにおける化粧品の動物実験を終わらせるための重要なステップで、これにより、目標に一歩近づくことができました。この重要な法案を可決させるために、同僚である元老院の議員の皆様と共に取り組むことを楽しみにしています。」 法案S-214 の第二読会は、法案の提出からちょうど一年経過したタイミングで行われた。この法案が可決されれば、カナダにおける化粧品の動物実験の実施と他国で新たに動物実験された化粧品とその原料の販売が禁止される。 HSI カナダのキャンペーン・マネジャーのアヴィヴァ・ヴェッタ-は次のように述べている。「カナダを#BeCrueltyFree( 動物実験しない) にする過程において、今日という日は重要な一日となりました。欧州連合(EU) 、イスラエル、インド、ニュージーランド、台湾を含む、35 の主要な市場がすでに動物実験の実施と販売を禁止する法令を実現しており、カナダも仲間入りする時期が来たと思います。」 Animal Alliance of Canada のディレクターのリズ・ホワイトは次の通り付け加えた。「これは、カナダにおいて化粧品の動物実験を終わらせることに向けたとても喜ばしい一歩です。この時代において、化粧品のために動物を犠牲にすべきではありません。新規化粧品の安全性は、既存の原料を使用したり、動物を用いない試験方法で担保できますし、多くのカナダ人は残酷な化粧品の動物実験に終止符を打つことを支持しています。」 問い合わせ: Christopher Paré – 事務局: 514 395-2914 / 携帯: 438 402-0643 、

インドが、医薬品においてウサギを用いた残酷な眼や皮膚の試験を禁止

ニューデリー — インド保健家族福祉省がウサギを用いたドレイズ刺激性試験を禁止し、ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル / インド( Humane Society International/India, HSI インド)が、残酷で時代遅れな動物実験を終わらせるキャンペーンにおいて、大きな勝利を祝った。 2016 年 11 月 4 日付けの通知は、経済協力開発機構( OECD )に評価(バリデート)された動物を用いない代替法の使用を義務付けた。保健省の決断は、 HSI インド、 People for Animals やその他の関係者が、国家医薬品基準管理機構( Central Drug Standard Control Organization )及びインドの医薬品規制機関( Drug Controller General )に対して、国際的に認められている代替法に関して情報を提供した後に下された。 動物実験を終わらせるキャンペーンをぜひご支援ください ドレイズ試験は、 70 年以上前に開発された、ウサギを用いて眼と皮膚への刺激性を測定する試験である。試験では、ウサギは、片方の目に化学物質を点眼されたり、毛を剃った背中の皮膚に化学物質を塗布される間、拘束具で身動きが取れないようにされる。ウサギは最大二週間、鎮痛の処理をしないまま、腫れ、潰瘍、出血や失明を含む、化学物質による損傷について観察される。その明らかな残酷さに加え、ドレイズ試験は信頼性が乏しく、ヒトに対する影響を適切に評価できるとは限らない。再構築されたヒトの皮膚や角膜の組織を含む、評価され、国際的に認められた様々な動物を用いない代替法は、何年も前から存在し、ものによっては 2004 年から存在するものもある。連続的試験戦略の一部として用いられるこれらの 21 世紀の技術は、より再現性があり、ヒトの反応をより適切に捉えることができる方法で、眼と皮膚のドレイズ試験の完全な代替を実現するものである。

全国規模の意識調査により、日本の消費者が化粧品の動物実験に終止符を打ちたいと感じていることが明らかに

日本における意識調査により、化粧品の動物実験に関する現状などの情報を提供された後、この残酷な行為を禁止することを支持する消費者が約7 割と過半数を占めることが明らかになった。意識調査は、ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(Humane Society International, HSI )、NPO 法人動物実験の廃止を求める会(JAVA )、NPO 法人アニマルライツセンター、PEACE (Put an End  to Animal Cruelty and Exploitation )の協力により、実施主体であるラッシュジャパンが、民間調査会社を通して実施したものである。 化粧品の動物実験に対して日本の消費者が否定的な態度をとっていることは、世界的に起きている化粧品の動物実験離れの動きと同じ方向性を示している。#BeCrueltyFree 思いやりのある美しさキャンペーンは、ブラジル、カナダ、アメリカ、オーストラリアや韓国など、世界の鍵となる市場のいくつかにおいて同じような 意識調査 を実施しており、これらの調査においては、世界中の消費者がこの化粧品業界の醜い習慣を終わらせたいと思っていることが一貫して示されている。 日本の消費者の意識調査結果: · 70. %が「化粧品のために動物を犠牲にしたくない」と回答した · 51 %が化粧品の動物実験を法的に禁止することを支持しており、動物実験を実施する目的やその手順、世界各国の規制要件や動物実験がヒトの健康被害を適切に予測できなかったケースなど、化粧品の動物実験に関連する追加情報を提供すると、禁止を支持する消費者の割合は70 %に増加した 71 %が、「化粧品メーカーは、動物実験をなくすために具体的な行動をとるべきだ」と回答した 73 %が、「化粧品メーカーに原材料を提供する企業でも、動物実験をなくすために努力するべきだ」と回答した HSI の日本コミュニケーション・コンサルタントの山﨑佐季子は次のように述べている。「信頼性をもってヒトへの安全性を予測できる最新の動物を用いない試験方法や既存の原料などの選択肢がある中、日本の消費者の過半数が、化粧品のために動物を犠牲にしたくないと思っているということは、素晴らしいことです。このような消費者の考えを反映し、日本の政策立案者や当局にも法的な禁止に向けて取り組んでもらえればと期待しています。」 HSI の#BeCrueltyFree キャンペーンディレクターのクレア・マンスフィールドは次のように述べている。「現在、世界の17 億人が化粧品の動物実験が禁止されている化粧品市場の消費者であり、化粧品の動物実験を終わらせようという世界的な動きは日に日に拡大しています。意識調査の結果は、化粧品の動物実験を廃止し、年々増えているすでに化粧品の動物実験を禁止している国々の仲間入りを果たすことに対して、日本においても消費者の支持があることを示しています。化粧品の動物実験を法的に禁止できれば、動物、消費者、そして科学も恩恵を受けることができます。これが日本の消費者が望むことだと感じます。」 #BeCrueltyFree 思いやりのある美しさの日本キャンペーンは、世界中で化粧品の動物実験を終わらせるための最大規模のキャンペーンの一部である。化粧品の動物実験の禁止を支持する消費者は、

欧州連合では化粧品に新たな動物実験のデータを使用することは禁止されているが、 それを弱めようとする業界の動きが裁判所の判決により阻止された―

欧州司法裁判所は、本日、欧州連合 (EU) における化粧品の安全性の担保のために、 2013 年 3 月以降 EU 域外において実施された動物実験の結果に頼ることを明確に禁止する判決をもって、 EU の 2013 年の化粧品の動物実験の実施と動物実験された化粧品の商取引の禁止を強固なものとした。ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル (Humane Society International, HSI) は、この判決を動物福祉の代弁者の勝利と位置付け歓迎している。 欧州化粧品原料連合会は、 EU 域外の国の規制のもと実施された新たな動物実験を、 EU の法令のもと化粧品の安全性を担保するために使えるという、禁止のより狭い解釈を裁判所に求めて、申し立てを行った。このような狭い解釈は、 EU の禁止を効力のないものにしてしまっていただろう。 HSI の #BeCrueltyFree キャンペーンのディレクターのクレア・マンスフィールドは次のように述べている。「業界による、 EU の化粧品の動物実験と動物実験された化粧品の販売に関する規制を回避しようとする試みが、皮肉にも失敗したことを嬉しく思います。裁判所の判決は、動物に対して残酷な化粧品に終止符を打ちたいという消費者の要望にきっちりと応えるもので、 EU の先駆けとなる化粧品の動物実験と動物実験された化粧品の商取引の禁止をすべての美容製品の市場に拡大させるための HSI の国際的な #BeCrueltyFree 思いやりのある美しさキャンペーンの取り組みに拍車をかけるものであります。機運の高まりとともに、化粧品企業が利益を上げるためには動物実験を手放さなければならない世界が数年で実現するかもしれません。」 ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナルは、 2013 年に新たに動物実験された化粧品とその原料の販売禁止を施行するように EU に働きかけを行った際の鍵となる関係者で、インド、ニュージーランドや韓国において似たような禁止を実現する際も、各国の

中国当局が現代的な動物実験代替法の初の受け入れに向けて動く

ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(Humane Society International, HSI) は、中国当局による、ほぼすべてを動物実験に頼った化粧品の試験体制からの移行に向けた重要な一歩を歓迎する。中国食品薬品検定研究院は、鍵となる国際的な取引のパートナーと規制の枠組みの足並みを揃え、将来の化粧品の貿易を支える技術を提供し、動物を用いない試験方法の開発と評価のための中国のプログラムやインフラのさらなる発展の一環として、化粧品の原料についての インビトロ試験に関する新基準の提案 を公表した。 HSI の研究毒性学部門のディレクターのトロイ・サイドルは次のように述べている。「化粧品の安全性試験について、中国の化粧品の当局が、国際的に認められているインビトロ試験を認め始めていることに嬉しく思います。この方向性で引き続き取り組みが続くことは、動物福祉という観点のみならず、消費者の安全、科学技術の発展、さらにはグローバルな貿易という観点からもプラスになります。」 動物実験を終わらせるために、キャンペーンへのご支援をお願いします。. 「インビトロ皮膚腐食性試験: 経皮電気抵抗試験 (TER) 」は、1988 年、欧州動物実験代替法評価センターにより科学的に妥当であると宣言され、2004 年に経済協力開発機構(OECD) により国際的に足並みを揃えることを目的としたテストガイドラインとして採択された。この試験については、これまでに、中国食品薬品検定研究院、北京薬品生物製品検定所、浙江省食品薬品監督管理局及び、広東省疾病対策予防センターによる中国の研究所のための最適化が行われた。 中国は現在すべての輸入化粧品、特殊用途化粧品及びすべての化粧品の原料について、国際的に認められた動物を使わない試験方法で収集した既存のデータがある部分についても、眼と皮膚試験では市場導入前に動物実験を要件としている。 HSI は、中国における市場導入前の試験要件を満たすためだけに 2015 年だけで 最大375,000 匹 の動物が使われたと推測している。眼刺激、皮膚刺激、皮膚アレルギー、光毒性やその他の化粧品の関連するエンドポイントについて、現在 OECD に認められている動物を用いない試験を受け入れることにより、この数を大幅に削減することができる。 HSI は、中国の当局、企業やその他の関係者に対して、国レベルの会議、教育目的のセミナーやOECD に認められた代替法に関する研究所内のトレーニングなどの支援を目的に、150,000 ドル以上の資金を提供している。HSI は、化粧品、化学物質やその他規制の対象となっている製品の安全性試験において、より優れている動物を用いないツールを活用するための、中国における教育とトレーニングのプログラムを支援するために、最近広州市華代生物科技有限公司(CHN-ALT )と 協力体制のための合意書 を締結した。 問い合わせ: 中国: Tina Qu, tqu@humaneworld.org 北米: Raul Arce-Contreras

中国の研究所とヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナルが動物を用いない試験で製造された化粧品を広めるために協働体制を築く

ワシントンDC— 動物福祉の世界的リーダーであるヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(Humane Society International, HSI) は、中国において動物を用いない現代的な技術を普及させることを目的に、化粧品の安全性試験に焦点を当てた教育プロジェクトにおいて協働するために、広州市華代生物科技有限公司(Guangzhou CHN-ALT Biotech Co. Ltd. )との了解覚書に署名した。了解覚書への署名は、広州において6 月19 日から22 日に開催された、第6 回目の中国開催になる 代替法ワークショップ及び研修会 において行われた。このイベントには、中国の化粧品企業、規制当局、民間や教育機関の研究所やその他の関係者200 人以上が集まった。 ワークショップは、HSI 協賛のもと広東検査検疫技術センターと広東省実験動物学会により共催され、22 件の専門的な発表と、眼刺激、皮膚刺激及び皮膚感作の試験の動物を使わない代替法として国際的に認められている最新のインビトロ(細胞ベース)の技術の実践研修が行われた。2013 年以降、毎年行われるこのイベントで、1000 人以上の中国の科学者が実践訓練を受けている。 また、このイベントは、現存する評価済み(バリデート済み)の動物を用いない試験アプローチの受け入れ、代替法における次世代アプローチとして有害転帰経路(AOP) を確立するための現在の研究や、規制政策や調査研究の将来の展望等について、中国、欧州連合及び日本の三者間における初めての徹底した情報交換の場であった。世界の専門家により、中国の機関や企業は、国際的に認められている動物実験の代替法の開発や受け入れの取り組みについて、積極的に参画するように促された。 発表者には、HSI の中国の規制アドバイザー、欧州代替法検証センター、日本動物実験代替法評価センター、インビトロ・サイエンス研究所、ジョンズホプキンス大学、上海生命科学研究院栄養科学研究所、上海Episkin Biotechnology 社、曁南大学、江南大学、ロレアル(中国)格付投資情報センター、エスティローダーアジア太平洋研究開発センター等からの専門家が含まれた。 HSI とCHN-ALT 間の了解覚書には下記の点が盛り込まれている。 · トレーニング用の動画や実践を含めた研修会の共同企画と共催 · 中国の当局や科学者のアクセシビリティーを向上させるための、OECD のテストガイドラインやAOP 関連のガイダンスの翻訳 · 中国における動物を用いない試験やAOP 関連の資料の拠点となる、中国語のウェブサイト www.vitrotox.com

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